自然の概況
野鳥の森は、林間の土の道で関東鉄道南守谷駅から住宅地の中を通り、愛宕中学校に隣接した台地上にあります。守谷市の台地は古河・猿島台地の先端部に当たり、北相馬台地と呼ばれ、標高は約20mです。 台地の中心付近はほぼ平坦さが維持されています。そして、低地は台地の間に複雑に入り込み、かっては水田(谷津田)に利用されていましたが、現在はほとんどが耕作放棄地になって雑木林を形成しています。標高は約10メートル、ちょうど2階建ての家一軒分くらいの高低差です。
鳥のみちは、一転して広々とした湿地帯に葦などが群生した草原、様々な野鳥や動物が生息しております。春にはサシバが南から戻り、夏にはホタルが群舞し、晩秋から春にかけては冬鳥たちで賑わい、一年を通して楽しませてくれます。
市民の手による140センチ幅の木道が野鳥の森散策路と守谷城址や守谷沼を接続して、都心に近いハイキングコースとして人気を博しております。