「守谷野鳥のみち」湿地コース:城址ルートの設置について

 守谷市観光協会では、「守谷野鳥のみち」総延長4.5kmにつき、自然環境や生態系が連続している守谷市最大の史跡「守谷城址」を中心市街地と新たに木道で直接接続し、都市環境と自然環境・歴史環境の有機的連携を守谷市の発展軸の一つとしての展開を期して、此度、第二ルート(公称:城址ルート)320mを整備、来る11月10日(日)より一般供用を開始します。

それに先立ち、当会では守谷市と共同し事業連携先の首都圏新都市鉄道株式会社の協力を得て、来る10月17日(木)市立愛宕中学校体育館において開業式を挙行致します。

 「守谷野鳥のみち」のうち湿地コースの既設木道730mは、すべて県北産ヒノキ原木から製材の天板を使用、市民ボランティア手づくりで新ルート320mも同様ですが、技術的に大きく改良され、また、江戸時代初期まで内海だった湿地を横断するため、気候変動による異常な植物の成長に対応した快適な歩行環境を確保するための様々な工夫を致しました。
幅員は従来通り140cm、地上高は61cm、湿地の中のヤナギノキ疎林を抜け、葦原の真ん中を緩やかなカーヴを描いて通過する木道は優れた景観を形成、7個所の休憩スポットが設けられて、自然を満喫できる配慮がなされています。
既設・新設の自然歩道ネットワークの完成により、中心市街地隣接の広大な緑地の魅力をすべて満喫できる場が提供されたことになります。

  今回木道でアクセスできる守谷城址は、守谷市指定史跡で、令和2年守谷市観光協会が環境整理を行い、案内板などが整備され、遠くからも歴史に興味を持たれる方々が訪れています。平安時代平将門の拠点との伝説がありますが、その子孫と言われる相馬氏の居城で、16世紀後半に小田原北条氏の支配下で古河公方御座所として、北条氏4代目当主氏政公直々の采配で増改築され、大堀切、桝形虎口、土橋、空堀、土塁などがよく保存されている中世城郭の遺構です。

 守谷野鳥のみち」と「守谷城址」が一体化されることで、より高度な魅力を提供し、貴重な大規模緑地が有効に保全され、それらの高度活用によって、住みよいまち守谷を支え、広域の憩いの場としてお役に立てることになります。

城址前での着工風景

長年繁茂した猛烈な葦・蔓の除草作業

湿地での木道天板取付け作業

手づくりの水路橋架橋作業

完成した湿地葦原の木道

完成したヤナギノキ疎林の木道